産着(祝い着)は、赤ちゃんを抱っこしたお母さまやお祖母さまの上から、ふんわりと包むように羽織らせるものです。
着付け方について
前もって赤ちゃんに帽子とよだれかけを付けてあげます。
産着(祝い着)と長襦袢(下着)が重なった状態にします。
着物と襦袢の紐を重ねて、襟の内側から袖の中を通り、袖口へ通します。反対側も同様に紐を通していきます。
袖山に沿うように紐を引きます。次に、背中の部分がきれいに見えるように広げます。この際には、着物の裾から長襦袢が見えないように注意してください。
紐にお守りを通し、メインの柄が前に来るように着物をかぶせます。赤ちゃんと抱っこされる大人の方を包むようにかぶせます。このとき、赤ちゃんはできるだけ正面を向くように抱きます。(縦抱きがオススメです)赤ちゃんが苦しくないようにかけ方を調整してあげてください。
位置が決まったら、着物と長襦袢の紐を一緒に持ち、抱っこしている方の背中部分でちょうちょ結びをします。
最後に、しわやたるみを整えて着付けの完了です。
※文章だけでは着付けの流れがわかりにくい為、動画配信サイト(Youtube)などで着付け方をご参照いただくことをおすすめします。